肩こり 腰痛 膝の痛みの解消 姿勢補正 偏平足 捻挫予防  50肩 40肩 ぎっくり腰 膝の変形 ファンクショナル エクササイズ コレクティブ エクササイズ 怪我相談 スポーツの怪我
スポーツの怪我を中心に、日常におきる肩こりや腰・膝・足の痛みまで〜怪我をしにくい体作りを応援します。個々の体の動きを評価し、個人別のエクササイズメニューを作成、怪我の再発を防ぐとともに運動パフォーマンス向上を目指します。

 お問い合わせ

はじめに

スポーツの怪我 コレクティブエクササイズ ファンクショナル
エクササイズ
エクササイズ動画 スポーツ栄養 オリジナル
エクササイズ作成
怪我相談
 スポーツと栄養> 遠征・合宿時の食事について  

2部練・3部練習が当たり前の合宿や日ごろの成果をしっかりと出したい大切な試合などいつもの環境【気温・湿度など】とは違っていたり、過密なスケジュール、ホテルや旅館等の食事等、食事のタイミングやメニューなどの調節がナカナカ大変なときがあります。

こんな時に役立つ5つのミニアドバイスと具体的な買い物例を紹介します。

■合宿・試合で成功するための栄養面の5つのポイント

  1. 水分を十分に取る

    練習や試合の前後や最中は水分をたくさん取るようにし、脱水症状を防ぎましょう。特に暑い夏はたくさん汗をかきますし、飛行機での移動では体の水分が不足しがちですので気をつけましょう。

    現地の気象情報を調べておきましょう。国際大会などですと、いつもの練習地と気温や湿度の差があったりするので、水分補給のタイミングをどうするか、現地にすばやく慣れるような対策が必要です。

    練習が1時間以上になる場合は、スポーツドリンクが望ましいです

    カフェインの入った飲み物(コーヒー・紅茶・お茶・コーラ類など)お酒類は逆に体の水分を失う(利尿効果)ことになるので避けましょう。

    濡れたシャツもこまめに換えたり、室内の競技の場合は換気や風通しなどにも気を配り、汗が蒸発できなくなるといったような体が飽和状態になってしまうようなことも防ぎましょう。
     

  2. 栄養価の高いものを食べる

    多糖類(でんぷん)を多く含んだ食品をたくさんとるようにします。
    例えばおにぎり、パン、パスタ、うどん、餅・・・・
    食事は試合の2〜3時間前に済ませ、消化時間を考え、油分、たんぱく質は意に残る時間が45分以上かかるので、比較的消化の早い炭水化物・水分のみを30分前にはとり終えるようにしましょう。

  3. コンビニやスーパーマーケットをうまく利用する

    日本中どこでもあるコンビ二エンスストア(コンビ二)を賢く利用しましょう!
    といってもいろんな商品が売られているのでただ単においしそうなもの食べたいもの好きなお菓子類を買ってしまいそうですが・・・(汗)

    すぐに食べられるもの〜栄養のあるもの〜(お弁当や果物、エネルギーバー(カロリー●イト)などがたくさん揃うのでとても便利です。コンビニにないなんてことはない!!強力です!利用すべき!

    海外での試合や遠征などでは、そんなわけには行かず、なれない食事メニューも沢山あります。日本から腐らないようなものを沢山持っていき、なれたものを気軽に食べれるように工夫しましょう。
     

  4. 炭水化物中心で選ぶ

    最近、低炭水化物ダイエット?プロテインダイエット?が流行っているおかげで、スーパーでもレストランでも低炭水化物商品をよく見かけます。(汗)が・・・アスリートには炭水化物のたくさん入ったオリジナル商品がいいのです!ここは流行にとらわれず高炭水化物食品を食べたよう!スタミナ、スピード、力が光ります!
     

  5. レストランでの食事

    遠征先での食事ではホテルだったりレストランだったり・・・ステーキ、ラーメン、ハンバーガー、揚げ物、ピザ・・・脂っこいもの、タンパク質の多いもの、野菜の少ないメニューのオンパレード! 消化時間も長引きますし、肝心の試合の時にスタミナが持続しません!

    試合前で十分時間がある場合でもなるべく高炭水化物食事を心がけましょう。個人でメニューを選ぶことが可能であれば、うどんやご飯・パスタ・サンドイッチ・新鮮果物など炭水化物中心メニューを選ぶようにしましょう。

    試合時間までには2〜3時間時間がある場合、お肉などを食べる場合は脂肪分の少ない食品(鶏胸肉、ヒレなど)を選ぶようにしたり、調理法も揚げものや脂っこいもの・激辛は避け、煮物や蒸した物、軽くソテーしたものなどを選ぶようにしましょう。また、お刺身など生の魚介類などを食べるのも避けましょう。(腹痛や下痢など腹の調子が狂うときが多々あるので)

■スーパーやコンビニではこんな商品選ぼう!

では具体的にどのような食品が合宿中・試合前の勝ち組食品なのか??控えたほうがいい食品なのか??ということですが、一つの大きな目安として特に合宿中・試合前にはたくさんのエネルギー源と水分が必要ですので、炭水化物(多糖類 分子がたくさんつながった炭水化物のこと)と水分を普段より多めに取るようにするということが大きなポイントとなります。また、試合前や練習前には血糖値を下げ、すぐにバテてしまったなど運動のパフォーマンスに影響が出るので甘いものは避けましょう。

具体的な例を勝ち組と負け組にわけ、その理由を表にまとめました。

水分
勝ち組 負け組 理由

おいしい水
スポーツドリンク
(薄めたもの 等分が8%以下のもの)

ソーダ類
コーヒー
紅茶・緑茶
果糖10%ジュース

カフェインの入った飲み物(コーヒー・紅茶・お茶・コーラ類など)お酒類は体の水分を失う利尿効果があります。ジュースも甘すぎて急激に血糖値が上がるので×
スポーツドリンクは売っているものをそのまま飲むと甘すぎる【糖分が8%以上のもの】ので水で薄めて飲むと丁度良いです。
勝ち組・負け組にも入っていない100%ジュースは練習後には疲労回復の助けとなるビタミンが豊富に入っているので良いですが、練習・試合前には甘すぎで、血糖値が正常値以下に落ちてしまいますので避けたい

 

炭水化物
勝ち組 負け組 理由

おにぎり
甘くないパン
サンドイッチ
うどん
肉まん

スナック菓子
クッキー
甘いパン・ぺーストリー
クロワッサン
ケーキ
まんじゅう
カップめん

練習前や試合前には多糖類であるでんぷんを選びたいです 。消化時間を考えると最低30分前までに炭水化物をとりようにしましょう。【具の入っているものは45分以上前に】

甘すぎるものは血糖値を急に上げることになります。こうなると体内のホルモンが血糖値を下げようとする指令を脳に出し、結果的に血糖値が下がりすぎ運動や回復時に必要なエネルギーが少なくなってしまうからです。その分、多糖類は単糖類より消化に時間がかかるので、血中の血糖値は少しあがりますが運動や回復に必要な程度の血糖値になります

負け組の食べ物は遠征の試合など差し入れをいただいたりですぐ食べてしまいたいのですが、試合前はがまんして!

負け組みの食品を日ごろ食べてはいけないということではありません。ここでは、試合や練習前の食事についてを話題としておりますので、食べるタイミングを注意すればこれらの甘いお菓子も我慢することなく食べていいのです。

【関連記事】

サプリメントについて  女性とスポーツと栄養 水分補給について 

 

自分ではなかなかわからない怪我や体の痛みのほか 栄養にまつわることなども質問してみよう!

サイト内一切の無断転載を禁止します
Copyright (c)  スポーツのけが HARRYHAUSENS  All Rights Reserved

inserted by FC2 system