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 スポーツと栄養>6栄養素  

では、まず、栄養の役割と基礎を見ていきましょう。

■カロリー

Kcalとは1000g(1Kg)の水を1℃温度を上げるために必要な熱量です。

19歳から50歳の女性の一日のカロリー摂取量は2200Kcal、男性は2900Kcalです。
競技や性別にもよりますが、アスリートは約3000Kcal〜3300Kcalのエネルギー摂取が必要です。

■6大栄養素

■炭水化物

車で例えればガソリンの役目。動くためのエネルギーとなる炭水化物は米やパン、うどん、パスタ、いもなどから主に摂取できます。
また、果物や豆類からも得られます。

糖質ともいい筋収縮の主要エネルギーで、でんぷん、砂糖、ブドウ糖、果糖などが含まれます。

一日で食べたものエネルギー量の60〜70%は炭水化物から得られるのが理想的です。もしくは体重1kgあたり8〜10gの炭水化物を摂取することが望ましいと言われています。

炭水化物1gは4kcalです。

グルコース、フルクトース、ガラクトースという分子からできています。エネルギーの素となるグリコーゲンはグルコース分子がいくつもつながったもので、人体の肝臓と筋肉に貯蔵されています。

ファイバー
食物の消化を助け、腸をきれいに掃除します。
また、満腹感を持続しますので、食べ過ぎ防止します。
便秘予防になります。また結腸ガンの予防にもなります。

シリアル、レーズン、野菜に多く含まれます。

■たんぱく質

血、肉など、体を作る食品。また、たんぱく質もエネルギーとなる。

肉類、卵、牛乳、乳製品、マメ類から豊富に摂取できます。

1日に食べたものの15〜20%はたんぱく質から得られるのが理想的です。

一般に体重1Kgあたり0.8gのたんぱく質を取るのが理想的ですが、筋力トレーニング中などのアスリート体重1Kgあたり1.2〜1.5gのたんぱく質を取 ると体内での筋肉の再生産に効果がでます。しかし、多くとれば採るほど効果がでるわけではなく、体重1Kgあたり たんぱく質を2.0g以上とっても効果はないことが研究で証明されています。

たんぱく質1gは4Kcalです。

体内で使われなかったたんぱく質は脂質に変わり体脂肪として体に貯蔵されます。

■脂質

体の熱となったり、エネルギーとなる脂質は食物油、ラード、肉や魚の脂身などから摂取できます。
1日に食べたものの15〜20%は脂質から得られるのが理想です。

脂質1gは9Kcalです。

グリセリンと脂肪酸に分解されます。
この脂肪酸は酸素に依存したエネルギー代謝(エアロビクス運動)によってのみエネルギーとして利用されます。体脂肪として人体に貯蔵されます。

*炭水化物、たんぱく質・脂肪はカロリーのある栄養素です。

■ビタミン

体の調子を整えたり、ストレスによる疲労を防止したり、エネルギーをうまく代謝するために必要な栄養素です。

エネルギーにはなりません。

野菜、フルーツをはじめ、肉類からも得ることができます。

水に溶けるビタミンと油に溶けるビタミンに分けられ、体の酸化を防ぐビタミンもあります。(ビタミンCとE)
油に溶けるビタミンは体の中に蓄積しやすいので過剰にとることはやめましょう。

■ミネラル

体の調子を整え、骨、血、体液等を作る栄養素。
エネルギーにはなりません。
肉類、牛乳、卵、野菜、水などから摂取できます。

 カルシウム
骨や筋肉の中にたくさん含まれていますので、骨や筋肉の成長、発達の他にも筋肉の収縮、神経伝達には必要です。
1日に普通の人で1000mg以上、アスリートは1500mg以上摂るように薦められています。
例を挙げると、1日に牛乳をコップに2〜3杯。

 鉄分
血液内のヘモグロビン(赤血球→酸素を運ぶ役目)の材料です。
肉類(特に赤い身)ドライフルーツ、緑黄色野菜等にたくさん含まれています。

 ポタシウム
体の体液の中に含まれています。筋肉の収縮や神経の伝達に使われます。
これが不足すると、疲れやすくなったり、筋肉がこむら返りを起こしたり、頭痛、吐き気、など起こします。
ひどくなると脱水症状になってしまいます。
フルーツ、スポーツドリンクに含まれています。
1日に3500mg摂取するように薦められています。

 塩分
体の体液(汗)の中に含まれています。筋肉の収縮に使われます。
これが不足すると、疲れやすくなったり、筋肉がこむら返りを起こしたり、頭痛、吐き気、など起こします。
ひどくなると脱水症状になってしまいます。
加工食品・スナック菓子・調味料などに多く含まれています。
普段の食事で十分の塩分が取れますが、ほとんどの場合1日に必要な量をオーバーしていますので摂りすぎに注意しましょう。
1日に2400mg摂取するように薦められています。

■水

体の60〜70%は水分でできています。体液、汗、血液、筋肉に含まれています。

エネルギーにはなりません。

1日に1〜2リットルほどの水分を摂るようにしましょう。

喉が乾いたと感じる時は、すでに水分摂取のタイミングが遅いんです。喉が渇く前に水分を取るようにしましょう。

運動中や運動前後の水分補給の仕方については別の章で詳しく説明します。

★次は 食べた栄養が体の中でどうなるのか?消化・吸収・貯蔵について

 

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