運動を開始して1〜2週間をすぎたころ
運動中はあまり痛くないのですが運動後に腰やスネがズキズキしたり、
朝起きて、ベッドから降りたときの足の裏やアキレス腱の辺りが痛い
ぶつけたり、ひねったりした覚えは無いけど、膝の横周辺や膝小僧の下辺りがジワジワ痛く、
痛みがだんだんひどくなってきている。
体重をかけるとジンワリと痛む。活動をし始めたときだけ痛む。
痛みのある箇所がほんのり熱を持った感じで、左右比べると痛いほうが腫れているのがわかったり、
赤くなっていることもある。指で患部を押すと痛い。
関節や筋肉がズキズキと痛み、それがしばらく続くときがあります。
これらの痛みはいろいろな原因により起こる怪我で、
スポーツ傷害とも言いますす。
俗に言う「オーバーユース」「使いすぎ症候群」です。
これらは腱や筋肉、関節内の組織、骨などに小さな衝撃が何度も加わり起こる怪我のことです。
怪我名をあげれば、慢性の腱鞘炎やアキレス腱炎、シンスプリント、ジャンパーズニー、野球肘などなどがこの部類に入ります。
単に、スポーツのし過ぎで起こることもありますが、
不十分なウォーミングアップ、クールダウンが原因だったり、
防具やラケット、シューズが体に合っていないことで起こる場合もあります。
また、練習内容や試合のスケジュールが異常に多すぎたり、ウエイトトレーニングの重りを急に増やしたりすることも、
このオーバーユースの怪我につながります。
スポーツだけでなくお仕事や日常生活においても筋肉や関節に痛みやコリが生じます。
これらにもいろいろと原因が考えられます。
例えば、金槌を何度も何度も振り下ろす作業が続いたり。荷物の降ろし上げの作業が続いたり、コンピューターの前に何時間も座り続けてのジムの仕事、久しぶりの旅行や手伝いなどで通常生活より階段の昇り降り、歩行、重い荷物を持ったなど、変な姿勢で眠ってしまったり同じ体勢で長時間映画を見たなど こんなことで!と思うようなことが原因となります。
これらの痛みを我慢し続けているとさらに
大きな怪我につながることもあります。
スポーツを辞めなければいけない体になってしまったり、
体の形が一生元通りにならなかったり、
その後の生活でも、「関節が動かしにくい」「可動範囲に制限が出る」というような不自由さえ出ることもあります。
これを防ぐためにも痛みが出たら我慢せず早めに
整形外科やスポーツ整形外科で診てもらいましょう。
そして、痛みのコントロールだけで「治った」ということにせず、引き続き、コレクティブエクササイズで再発防止、バランスのよい体作りをしましょう!!
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